しんきん保証基金(以下「当基金」といいます。)は、信用金庫の保証機関として、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)を踏まえ、協同組織の理念に則り、「地域」、「人々」および「環境」の3つを重要なテーマとし、全国の信用金庫とともに持続可能な社会の実現に向けた活動に取り組んでまいります。
1.
地域の持続的繁栄
人口減少や少子高齢化の進展、中小企業の減少、それらに伴う地域の持続可能性の低下が我が国における重要な課題となっています。信用金庫は、中小企業および地域住民のニーズや課題に応じ、融資等の金融サービスまたは各種の課題解決手段等の提供を行うことで、中小企業の成長や地域の活性化に貢献してきており、その役割は、地域の持続可能性を高めるうえで、これまで以上に重要になっています。
当基金は、地域を支える信用金庫と地域住民を事業活動を通じてサポートすることで、地域社会の持続的繁栄に貢献します。
2.
あらゆる人々の幸福
今後、我が国では、本格的な長寿社会の到来が予想されており、信用金庫においては、「人生100年時代」を見据えた個人の資産形成のサポートやシニア世代に対する金融とデジタルのリテラシー強化等の金融包摂にかかる取組みがより一層重要になるものと考えます。
また、信用金庫は、地域社会発展のための重要な担い手として、地域の子どもたちを支援することが期待されています。
当基金は、信用金庫とともに地域のシニア世代、子どもたち、そしてあらゆる人々の幸福のための活動に取り組み、多様性と包摂性のある社会の実現に貢献します。
3.
地球環境の保全
気候変動や生物多様性の危機等の環境問題は人類共通の最重要課題であり、当基金は社会の一員として、事業活動を通じ、その解決に向けて積極的に取り組んでいく必要があると考えています。
当基金は、事業活動における環境への負荷を低減することに努め、また、環境問題に配慮した商品・サービスを提供することで、地球環境の保全に貢献します。
(2024年4月1日制定)
● 地域を支える信用金庫へのサポート
● 信用保証を通じた地域への貢献
● 信用保証を通じた暮らしの安定・向上への貢献
● 信用保証を通じた健康・福祉の増進と教育機会の拡充への貢献
● LGBTへの理解と対応
● 役職員の社会貢献活動への支援
● 働きやすい職場環境の整備
● 信用保証を通じた地球環境への貢献
● 事業活動における環境負荷の軽減