中期経営計画
〈2022年4月~2027年3月〉

信用金庫では、収益環境が厳しい中、安定的な収益が見込まれる個人向け融資への期待は大きいものの、コロナ禍で傷ついた地域や中小企業への支援等で、個人向け融資に十分な経営資源を割くことができません。
そのような中、当基金は、個人向け融資を専門に扱う信用金庫業界の保証機関として、信用保証業の枠を超えた役割発揮が求められています。
かゆいところに手が届くような、お客さま・信用金庫視点の親身なサービス、課題解決に導くコンサルティング等、真の満足に繋がる価値の提供に努めるとともに、どのような環境変化にも対応できる強靭な経営基盤を構築します。
そして、これらの実現に向け原動力となるのが「人財力」と「デジタル力」であり、それらの強化は経営の最重要課題です。
当基金は、信用金庫業界の保証機関の役割発揮を通じて、信用金庫が目指す姿「会員、お客さま、そして地域が抱える課題の解決に尽力し、幸せづくりと地域社会全体の成長に貢献する」の実現を後押しし、信用金庫と一体となって、お客さまの幸せと社会課題の解決に貢献していきます。

基本方針

人財とデジタル技術を駆使して、提供価値の拡充と経営強化に取り組み、信用金庫の保証機関としての役割発揮を通じ、お客さまの幸せと社会課題の解決に貢献する。

計数目標

  • 付保率(保証残高/信用金庫貸付残高)
  • ※フリーローンは個人ローンに、無担保住宅ローンは住宅ローンに含む

  • 保証残高
  • 格付の維持
  • ※計数目標は、事業環境の変化を踏まえ毎年度見直し、必要に応じて変更することがあります。

2026年度行動計画

  • 個人向け融資にかかるソリューション力の発揮
  • 1.保証制度の課題への対応

    • カードローン金庫別保証料率制度の見直し検討

    2.デジタルチャネルの利用促進

    • ネットシステム利用促進策の検討
    • 情報サイト「ここしん(ここから始まるしんきんライフ)」の充実

    3.個人向けローン推進にかかる課題解決の
    サポート

    • 各種プロモーションの企画・提供
    • 推進事例・ノウハウ等の収集・還元
    • 信用金庫の人財育成にかかるサポート

    4.信用金庫等との接点強化とコミュニケーションの充実

    • 理事長懇談会、情報連絡会等の開催
    • 審査担当者による審査案件相談会等の開催
    • 信用金庫関連団体との連携
  • 経営基盤の強靭化
  • 1.次世代システムの構築

    • 2027年5月の1次稼働に向けた各種テストと移行準備
    • 稼働後の業務運用に合わせた各種要領の見直し

    2.リスク管理の強化

    • AI審査モデルを活用した保証引受リスク管理の強化
    • 次世代システムに向けたサイバーセキュリティ管理態勢の強化
    • 業務継続計画の実効性向上

    3.求償権管理業務の高度化

    • AIモデルを活用した求償権管理業務の効率化

    4.データ活用やペーパーレスによる業務の効率化

    • AIチャットボットの活用による業務の効率化
    • 生成AIの試行的活用による業務の効率化
    • 次世代システム稼働に向けたペーパーレス化の推進

    5.公益目的支出計画の推進

    • 公益目的支出計画の着実な推進
  • 人財力の強化
  • 1.人財基盤の強化

    • 新人事制度の定着化
    • 多様な人財の採用

    2.働きやすい・働きがいのある職場環境の整備

    • 多様な人財の活躍推進
    • 健康経営への取組み